合格体験記/浅野知則(第16回認定考査合格)

平成29年9月1日、1年間の努力が報われた日であります。
私は、平成29年度簡裁訴訟代理等能力認定考査(以下、「認定考査」といいます)に合格しました司法書士の浅野知則といいます。

(1)平成28年度認定考査の不合格と挫折

平成28年9月1日、当時勤務していました司法書士事務所の仕事が終わった後の午後8時頃、携帯端末から法務省HPに掲載されている平成28年度認定を受けた合格番号を見たところ自分の番号がありませんでした。何度見てもありませんでした。
自分の出来としてそんなに悪いものではないと思っていましたが、結果は、認定考査に落ちました。そして、自分の成績を確認するべく開示請求をしました。
『39点』。
合格点に1点足りませんでした。1点の壁がまた自分の前に立ちはだかりました(その前は平成26年度司法書士試験の時でした)。とても
悔しくて、弟の店でやけ酒したことを思い出します。
もう1年、認定考査の勉強をする気力が完全に萎えていました。
簡裁訴訟代理等業務をやらないで行こうかと本気で考えました。

(2)霞が関方丈庵との出会い

どうして合格しなかったのか。1点の壁はどうして自分に立ちはだかったのか。いろいろ考えた結果、小手先だけの受験テクニックでは認定考査には合格しないものだという思いに至りました。民事訴訟手続の基礎(知識だけでなく考え方も含みます)が自分に身についていなかったのだという思いに至りました。

ここで、予備校の認定考査の講座に通っても受験テクニックしか身に付かないと考えるようになり、もう一度、基礎から学べる学びの場がないか探しました(予備校の講座を批判するものではなく、あくまで私の主観から思い至ったものです)。

平成28年度特別研修の私のクラスのチューターを担当されました小山弘先生(以下、「小山先生」といいます)が新たに『司法書士特別研修・認定考査対策講座』を始めることを知り、平成28年の年末に小山先生が庵主である『霞が関方丈庵』の門を叩きました。

小山先生の講座は自分が身に付けたい民事訴訟手続の基礎を学ぶことができました。民事訴訟手続の総論や『売買』・『消費貸借』・『賃貸借』という典型論点の各論をみっちり学ぶことができました。

講義中、小山先生の厳しく、温かい激励が自分にはとても刺激になり、今年の認定考査当日までの約半年間、勉強を続けることができました。

(3)平成29年6月4日 認定考査当日

認定考査当日に試験会場に持って行ったのは『霞が関方丈庵』で使用した講義レジュメです。その講義レジュメを時間ギリギリまで確認しました。
民事訴訟手続の総論や『売買』・『消費貸借』・『賃貸借』という典型論点の各論をです。もし、これ以外の各論が出たとしても、この典型論点の考え方をベースに喰らい付くつもりでいました。1年前の悔しさをここで晴らすつもりでいました。

試験開始前に問題用紙と解答用紙が配られ、解答用紙を見たところ、その解答用紙から『書証』と『処分禁止の仮処分』の論点が出ていることが分かりました。
この2つの論点は小山先生の講義(過去問解説も含みます)で繰り返し説明された論点であり、あとは具体的にどの部分を問うとしているのかを早く問題文から読み取りたくて気持ちが早っていました。

試験開始後、そんな早った気持ちのまま問題に取り組んでも思い違いなどミスを犯す可能性があると思い、深呼吸をして取り組みました。
問題文を読み、問題文の指示を理解し、そして、Xの言い分やYの言い分を読んで、時系列表を作成しました。これも小山先生が講義の中で教えて頂いたことです。

約2時間の試験時間。今年の認定考査も書く量がかなりあったため、自分は試験時間の残り10分で解答用紙に解答をやっと書き切ることができました。
あとは、ちゃんと受験番号や名前を書いてあるか、形式は整っているかを確認するだけで残り時間が過ぎました。

(4)これから受験するみなさんへ

平成29年9月1日、私は晴れて認定司法書士の資格を得ることができました。
『霞が関方丈庵』の門を叩いてから約半年間。小山先生の講義内容を理解し、先生の指示を守り、そして努力が結実しました。

これから受験する新人司法書士合格者や既に登録された新人司法書士の皆さん。認定考査の合格はそこがゴールではなくスタートです。
実務に入ると、小手先だけの知識では、クライアントは付きません(付いたとしても良いクライアントは付きません)。しっかりとした基礎がある司法書士のもとに良いクライアントは付きます。

そのしっかりとした基礎を自分で身に付けることができる人はそもそも予備校などの認定考査の講座を利用する必要はありません。
しかし、そのような人は稀であり、私も含めて凡人は、しっかりとした先生のもとで、しっかりと基礎を身に付ける必要があると考えます。

民事訴訟手続に関してしっかりとした基礎を学ぶことができる小山先生が庵主である『霞が関方丈庵』は受験生のみなさんにお勧め致します。
ときどき、受験生に厳しい口調になる小山先生ですが、それは愛情の裏返しです。受講するみなさんが厳しい実務の世界で勝ち抜くための力をつけることができるよう指導しているだけです。
私は、『霞が関方丈庵』に通って本当に良かったと思いました。

小山先生。
本当にありがとうございました。

* 庵主による付記
浅野さんは体験記には書いていませんが、第15回特別研修を受講した年は、補助者として勤務し、平日はほとんど勉強時間がとれなかったようです。そこで、早起きして勤務開始前の1時間を勉強時間に充てた由、お手本になるような見上げた心がけだと思います(結果的にその年は不合格でしたが)。

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