先生の言われることを逐一実行し合格(Y.Sさん)
このたび、第18回簡裁代理権認定試験に何とか合格することができました。ギリギリでの合格ではありましたが、小山先生の「霞が関方丈庵」の講義がなければ合格はあり得なかったのは、間違いありません。
私は、法務局出身の法務大臣認定資格者であり、開業してからの研修参加となりました。年末に送られてきた裁判研修のテキストと内容を見て、何か裁判研修の講座を受講しなければと思い、ネット等で検索したところ、小山先生の「霞が関方丈庵」に出会い、受講することにしました(1月初めです)。2回ほどWeb配信される講義内容を眺めるだけで、1月末からの裁判研修が始まりました。
裁判研修では、毎回、起案の提出がありましたが、自分は、やっと提出するのが精一杯で、内容はレベルの低いものでした。事前に、小山先生の講義を何度も拝聴しておけば、はるかに有意義な100時間研修になったと思います。
3月初めに、裁判研修を何とか終えました。再び、小山先生の「霞が関方丈庵」を聴くことにしましたが、先生の「これから3か月が勝負」とのお言葉どおり、先生の講義をひたすら理解しようと決意しました。何もわからないところから出発しましたので、先生の言われることは逐一「そのとおり」と何の疑問もなく、次のとおり実行したのが一番の勝因です。
- 「レジュメ(動画含む)及び過去問を10回繰り返せ。凡夫でもなんとかなる。」
- 各種訴訟の内容(訴訟物、請求の趣旨、請求の原因、抗弁等)を紙に手書きして覚えること。
- 第2問(司法書士倫理)、第3問(簡裁代理権の業務範囲)は確実に得点せよ。
- 著作「ながめてわかる-認定考査対策と要件事実の基礎‐」の「ミニマム問題集」にあるチェックポイントを必ずマスターせよ。
また、受講中、先生からはいろいろと取り組み方についてアドバイスをいただいたことも有難かったです。
自分としては、今回の試験は人生最後の試験と思い、何が何でも合格して業務に活かしていきたいとの思いで、受験期間を乗り切ったことが合格する原動力になりました。今回、長らく実務のみやってきた試験経験もない自分が、独学ではたどり着けなかっただろうと痛感している次第です。
私の体験記が皆様の参考になれば幸いです。
(仙台市・司法書士 Y・Sさん、63歳)